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2024.10.8



18歳形態と19歳形態、服以外にもちょっと違いがある。
メイド時代はお嬢様にわざと施されたボサボサセッティングを標準としていましたが今はそれもなくなり、ちょくちょく梳かしてもらってもいるのでボサボサ感が少し抜けました。
頑固な一本アホ毛が残り続けているのは私がアホ毛好きだからです。最初はボサボサ感を出す記号でしたが、すっかり感情表現パーツとなってしまった。

と言うことでBO5覚書その6へ参ります。
キャラクターに関するあれやこれやどうでもいいようなことをね、ベラベラとね。

■モルド


赤い服・エプロン・胸元のラインが斜め。キキーモラ(ぷよぷよ)なんですよね。
でもまぁ普遍的な組み合わせやろ、と強行しました。細部で違う印象になるよう努めつつ。だって斜めラインのエプロンが好きだから。だからメイド服でも斜めライン。上半身部分がベストっぽく見える感じが趣味ポイントでした。

前期のメイド服が趣味の塊だったので新しい服はどうかなと思ってたけど描き続けてたら三角巾スタイルの方がしっくりしちゃった。なお三角巾はちゃんと描けていません。わからない。何もわからないまま描いている。ひらっとしたところとギュッと結んだところのある布、難しすぎではありませんか?

農村の作業着っぽい丈夫な着やすい服で、首に引っ掛けるだけの前掛け布、のリボンすらないシンプルエプロンは今期の趣味ポイントです。無駄フリルも好きだけど装飾を排した極シンプルも好き。



靴の丈はメイド時代と同じ、膝下までです。図解のためだけにセクハラされる男。

■歳について
19歳になりましたとか言っておいて、実は己の生まれた日を知らない男です。
孤児院時代は誕生日わからない子ひとまとめで祝われてて、メイド時代からはマギーの誕生日に一緒に歳をとったことにしています。誕生日に対して、自分だけのものと言う感覚が薄い育ち方。
なんとなく現代の暦で言うところの11〜12月生まれっぽいイメージで、マギーは2〜3月かな〜と言う感じなので自己認識も実際もちゃんと19歳です。

正確な日付は役所で調べればわかるんですが(死ぬ前の両親がちゃんと登録手続きしとる)、興味が無いのでとくに調べていない男。かつ少々歳が曖昧でもなんとかなる適当な社会。

■吸血鬼部分について
血はおいしければおいしいほど少ない量で満足すると言う都合のいい設定です。好きな子の血は一滴で満たされる。けど好きな子に怪我させてるのは嫌。でもその好きな子からグイッグイ来るんだよね。どうしよう。どうにでもしてろよ。

あとは畑の番で仕留めた動物の血抜き中に血をもらったりしていました。水筒のフタ一杯程度。お世話になった農家さんが「オゥ兄ちゃん、吸血鬼ならこういうのいるかい?」って歩み寄ってくれるタイプ。

■その後について
新しい宿に腰を落ち着けつつ、ハンターてきな人たちの集う協会に属します。吸血鬼狩り組織に入る吸血鬼、と言うこれまたベタなやつ。
別に難関でもないのでするっと入れるし入ってからも特に軋轢は発生しません。怪物の末裔にたいした脅威が無いことは、ハンターてきな人たちの方が理解しているんですね。強さからくる余裕もあり。「汚れた奴らは全部滅びるべき!」の極まり思想の人も一部いますが、知らなさからくる嫌厭は無い感じ。

これからも畑の番系の夜仕事が多いですが、組織に属したことで交代人員もいるし休みもとりやすい形になりました。しばらくは人手の足りない所に派遣されて実績と信頼を積みつつ、いずれは条件のいい村や町に身を落ち着けるかもしれません。大きな案件ではない、日常的な動物被害からひとびとを守る道で生きていきます。

ちなみに仕事着はこの女装スタイル続行。「ウワッ吸血鬼!」と思われる前に「エッなんで女装?」の困惑を第一印象にし、怖がられにくくする作戦なんですね。
そういう言い訳が必要なんだ。女装男でい続けさせるために(私の趣味)

■マギー


お嬢様時代の超ロング髪は切りました、以上のデザインをちゃんと決めていません未だに。青ワンピにすべきかベストとスカートで分けるべきかで迷っちゃう。
そう言えば身長は平均よりやや小柄、です。数字にすると150台前半くらい?

無表情寄りハイライト小さい族ですが、これは過去の不幸とは関係なく素でこうなだけ。笑顔が緊張状態で無表情がむしろリラックス状態のキャラクターが好きなんですが、記録の後半はふつうに笑顔多かったな。自然な笑顔も出るタイプのほんのり無表情属性ってことで。

美少女言うても17歳なので幼くし過ぎないよう気をつけたいけど難しいねんな。描いてもらったものが理想の17歳美少女なので私も頑張りたいと思います。はい。

■種族について
シーズン0の記録でふわっと書きましたが、言ってしまえばサキュバスです。ちょびっとだけ。妙に長い横髪は触角のニュアンス。なんか悪魔っ娘にありそうな感じの…(あやふや) 髪は髪ですが気合入れれば動かせるかも(ニュン)

薄っすらある魅了の力は、世界の違うフラウィウスでは発揮されていません。ところ変われば法則も変わるみたいな。変に人目を惹くことも無くなり、のびのびすごしていました。二人の時間15の「ここで暮らす方が合っているのかも」の言葉はこういう理由からも来ていましたが、それでもずっと暮らしていく場所は生まれた国がよいと双方とも選択しました。

■服装について
お嬢様時代の窮屈で面倒な装いから解き放たれました。
能力と言うか実質体質の問題で極力色気に繋がらないように、顔と手以外の露出NG、アクセサリーNG、装飾も薄着も派手な色も好まず。描くにあたっての制限を多くし過ぎて私はスンスン泣いてる。
青ケープ姿は外国への旅行姿なので少しだけおめかし、でリボンを付けています。と言う理由付けでアイコンの範囲にどうにか特徴を入れました。

部屋の中では気を緩められるので薄着姿も首元開いた寝巻姿も晒せる。晒される相手のことも考えてやれよと言う感じですが、寝巻姿はメイドとお嬢様時代から慣れたものなので大丈夫です(?)

■その後について
モルドと同じ職場で働くための勉強を始めます。そもそもお嬢様時代に通ってたお金持ち学校では何を学んでいたんやろか。語学?経済?(あやふや) そんな過去の学びも糧にしつつ、今度は歴史や法の知識を身に付けて協会の職員になる感じ。内部で上り詰めて、狩りの対象の選定基準や処分内容への議論に関われる立場になると言う野心を胸に秘めています。いつか来るかもしれない、子供が生まれる未来を見据えて。

■二人について


すぐに手の出る女VSされるがままの男。VSになってないんだよ。
ウワ〜とあたふたしているように見せかけて、これまで指先から血を与えられ続けたことで彼女の指先にドキドキするようになってしまっているので、けして自分から手を振り払ったりはしません。そう、つまりは全部ただのいちゃいちゃ。

闘技施設の宿では別のベッドで寝ていましたが、屋敷を出て農家さんにお世話になるまでの宿では一緒に寝ていたりもします。と言ってもいちゃいちゃではなく、怖い記憶を思い出してしまうマギーを安心させるためのもの。おやすみのチューもわりとこういう意味合いで行われてたものだったりしました。

■記録で言及した周辺人物


■グレアとミリィ
3/28や9/5に貼った絵の二人です。屋敷にいたモルド以外のメイド。
なるべく余計なキャラクター名を出さずに書きたかったけど、上の立場じゃないと肩書呼びができないので名前で呼ばせてしまった。二人の外側にも繋がりはあるんですよの表現と言うことでひとつ。

屋敷での信頼できる人には諸々を打ち明けていて、問題解決に協力してもらっていました。
グレアは「暗黒金持ちぶっ殺す!」になりましたが(そして暗黒金持ちぶっ殺す!にならないモルドにムカついている)宥められてなんやかんやでメイドやめています。次の働き口はインチョーセンセーの孤児院です。
ミリィはお嬢様の被害は大したことないやろと気にせず(獣人はもっとひどい条件でそういう被害に遭いがちゆえ)、まだ屋敷でメイドやっています。暗黒金持ちの監視も兼ねて。

マギーと親しいのですが、グレアは上下関係なくなってもお嬢様と呼び(同い年なのに)、ミリィは元から「オジョーサマ」みたいに飄々と接してたので、友達と呼んでいいのかと言う悩みが頭突きとなって放たれていたわけです(ドムッ)
なお普通に友人と言っていい関係で、グレアとは手紙の交流とか始める。ミリィは直接会う機会にしれっと混じって菓子食ってる。

■料理長
シーズン0のラスト記録で言及した屋敷の料理長。寡黙なおじさんです。
なんでもかんでもおいし〜と食べるモルドに甘く(寡黙に)、突然夜食をたかられてもしゃーねーなと用意してあげてました(寡黙に) 基本的に若者に優しい人。
諸々を知ったあと、ハァ〜?ご主人様そんな悪事やってたの?最悪!幻滅!辞めてやらぁこんな職場!みたいに飛び出し(寡黙に)、レストランを開きました。いずれ二人が会いに行った時にはごちそうしてくれることでしょう。無言で高級食材とか出してくるよ。

■孤児院の院長
「本題でないトラブルは雑に解決してよい」という創作手法を手本にした結果発生した都合のいい無敵キャラクター。
とにかく子供たちに食わせていくことを第一に考えており、あらゆる手段でそれを叶え、餓死者ゼロの孤児院にしている異常バイタリティババァ。純粋な人間です。
子供たちをガキどもと呼び、拾い食いは咎めず、好き嫌いは許すけど口に入った食べ物を吐き出すことは許さない蛮族。口の悪い子供たちからはクソババ呼ばわりだけどなんやかんや安心して過ごせる場所を作ってくれるので信頼はされています。

■モルドを雇っていた農家
作物を狙う猪(狂暴)や蝙蝠(でかい)などに悩まされる平均的な農家夫妻。敷地内の小屋に住まわせてくれていました。食・住の面倒ぶん畑の番の給料はお安め。
そして元料理長の伝手で紹介されたという裏話。最初は吸血鬼に対して警戒もあったけど、知り合いの紹介ならと雇って生活をともにするうちに、あ、フツーの兄ちゃんやね、と受け入れるように。今はもう畑の警備は別の人に頼みましたが、その後もときおり訪ねる二人にお茶とか出してくれます。

■暗黒金持ち
都合のいい悪人存在です。具体的に考えたら好きになってしまうので(スーツ着て肥えてて綺麗な外面を作れる金持ちオッサンキャラクター、好きな造形で…)、深掘りはせずに記号的な悪人でいてもらいます。
インチョーセンセーにのされたあとは再起を目指して奮闘もしますがインチョーセンセーは無敵なので敵わず、一生孤児院のための金稼ぎマシーンとなりました。
なお屋敷の全員に見限られたことも無い程度には支持も残ってたりします。



地元へのお土産としてゲーム上で買ったもの。
大漁旗せんべい→農家さん。ひとくちベリーパイ→グレアとミリィ。お酒の詰め合わせ→元料理長。最高級ベーコン→インチョーセンセー宛て、という想定でした。最高級と言いながら一番高いのは酒(ドリンクギフト)
具体的に購入ムーブをしたのはこの4つですが、これ以外にも屋敷でお世話になった年配のメイドさんたちとかに買っていってる想定です。問題が無くなったところでもうあの屋敷では暮らせないけれど、嫌な記憶だけの場所ではないんですね。何も知らず過ごしてたモルドにとってはもちろん、マギーにとっても。


と言う感じであれこれでした。
記録を書ききりはしたけど、自分にしかわからない設定で書いてるとこや、話が飛躍してるとこがけっこうありそうで、ウォォ素人創作で作品だけで語り切るなんてできひんやろ!と開き直り、場外でいいから全部表に出しておこうの動き。

のんびりやってたBO5記事も一区切り。シーズン1、ようやっと完です。

基本的に二次創作思考であるため、交流キャラクターの再会とかは「このキャラクターにはその未来が来るでしょ」と思わせる情報が揃っていれば必ずしも具体的なゲーム参加で描写しなくてもいいと考えていて、なのでモルドはシーズン1で完結にするつもり…でいたんですが、次の機会は「ステータス:既婚」で送り込めるんだよな…とよぎってしまった。籍を入れたこと以外にさしたる変化の無い青男シーズン2もあるかもしれません。
今度は変な武器を積極的に使いたいな〜とか考えるとやっぱわくわくしちゃうね。

web拍手ありがとうでやんした〜。



2024.10.15


エイプリルリクエスト返答2ですわよ。

>金髪ローブのおっとりお姉さんがみてみたいです!

 ローブでおっとり→魔法使いで植物系、の連想なんすけどセルフ人体実験してそうなお姉さんになっちゃった。


金木犀の匂いがするのに気温が夏っぽくてバグりそう。
すごしやすい気温にはなってるんですけど、暖かい時はなんかまだ夏感がある。

● ● ●
返信ー。web拍手もありがと〜。

>BO5、あとがき的キャラクター情報も盛り盛りでめちゃ嬉しいです。服装詳細助かり〜。
 モルドくんもマギーちゃんも、並ぶと赤青でのペア感がかわいくて好きです。農家のお嬢さんマギーちゃんもエプロンの模様とか似合ってて激かわですね〜。ふたりの諸々はだいたいゲーム内で聞いていた通りでうんうん頷きつつ、その後のお話も聞けてうれしいです。マギーちゃんの組織での奮闘もいい結果として実ってほしい。
 他の方々の情報もうれしい〜。たくさんの人がアクションを起こしてくれたり受け入れてくれたのも、モルドくんたちの人柄があるんだなあと改めて感じさせてくれてほっこりしました。あとインチョーセンセーの"強さ"ですね。お土産からも滲み出るいい関係。
 とはいえ、記録の内容だけで十二分に諸々は伝わってて、納得はあれど話の飛躍とか特に感じなかったので、ヘヘッこれはアタイがずっとモルドくんを追っかけてるからかな……と鼻を擦りつつ、改めて書いてくださることに感謝しきりです。
 既婚モルドくんにめちゃくちゃ前のめりになってしまいますが、まあそれはその時にならないと…ではありますし、今はハッピーなはじまりを迎えたふたりを祝福したく思います。

 ありがたい…ありがたい…。客観視って限度があるので、そう言って頂けて安心です。よかった〜。
 民族衣装っぽい黒地刺繍エプロンもまた趣味です。マギーの野望、一人で叶えるわけではなく、対等な共存へ向かう時代の流れで狩りを疑問視する声も当然に上がっているので、そこへ関わっていく感じですね。無知からの排斥はあっても、日々挨拶する相手をずっと嫌厭できる人は多くないという塩梅。あと属した場の大人が公平であることが多かったという運の良さもあり、なんだかんだうまくやっていけるでしょう。インチョーセンセーも使えますからね。逆に使われることもある。あのうめぇベーコンまた買ってこいやされる。頭が上がらないので大人しくパシられるしかない。
 既婚にすれば連れについて「妻」で済むので地の文さんがスゲー楽になるというメタ下心もあります。それはそれとして祝福頂いた二人は幸福に歩いてゆきます。実のところ双方ヘタレなので入籍以外の進展はめちゃくちゃ緩やか。




2024.10.19



近年の生成AIに関する機械学習が当たり前になったインターネットを鑑みて、案内ページの、私が作ったものについての注意書きに文章を追加しました。

と言うことで、私が作って公開したものが機械学習の素材になってても別にイイです。抽出した特徴がビッグデータの一部になることはもちろん構わないし、個人による追加学習も、意図的に酷似した画像を生成する目的でなければいいです。
image to image機能(i2iと呼ばれるやつ)で画像改変されたら嫌かもしれませんが、この機能を使ったとしても"元画像に酷似していなければ違法ではない"と言うことは理解しています。

ただし元キャラクターの権利が他の人にある二次創作物はやめてね、のスタンス。
これはモデルチューニング目的の追加学習に対するお願いで、クローラーで行われる大量収集に対しては、個人作品程度の枚数で目に見える影響なんか与えられないと考えているので、二次創作物の公開の仕方を変えるつもりはないです。とは言え、「機械学習されたくないから二次創作取り下げて」が来る可能性は心に留めております。

学習段階は合法、生成物が既存の作品と酷似していたら訴えられる」と言う現行法に納得しているので基本的には表明するまでもないことですが、「意図的に学習素材にする場合は私のオリジナル物だけにしてね」が個人的なお願い部分ですね。

絵ページと触手絵まとめページはオリジナル絵だけなので、ここからならOK。
まぁ学習素材として価値があるかはわからないですけど(内容や質以前に、1000ピクセル以下の画像は良質な学習素材を求める人からは足切りされるラインな気はする)、「低露出バニー出すモデル作りた〜い」とか、「ふりふり服のモンスター娘出すモデル作りた〜い」とかあったら応援する心構えはあるよ…。「機械学習を受け入れている人の画像ならなんでもいい」みたいなカサ増し用でも別にいいよ。

フリーアイコンページもオリジナル絵だけではあるんですが、他者がアイコンとして使うのを許可している画像であるため、紛らわしい類似物を出される可能性は排したく、ここからはご遠慮願いたいなぁという感じです。他の方からアイディアをもらって描いたものも多いので、気分的にも。

機械学習を受け入れているよ〜を表明した理由はこのフリーアイコンに関してで、「機械学習への同意」が規約に含まれるサイトでも気にせず使ってていいよ〜と言うことです。規約にあろうがなかろうが学習は受け入れてるんですが、近年、はっきりと規約にこの文面が盛り込まれたことで不安になる人が多いっぽいので、私は大丈夫ですよ〜の表明でした。
他に掲げている「私の描いた二次創作物は、元の作者さまなら好きにしていい」のスタンスも、この機械学習時代でも変わりません。つうか元の作者さんなら追加学習もi2iも自由っすわ。されたくないこと、「犯罪に巻き込む」くらいの非現実的な想定しかないんだよな…。


機械学習を受け入れることは、作品そのものの無断使用を受け入れるとは違う」が大事なことなので、生成AIに関する禁止を規約や契約に盛り込みたい場合は具体的に、追加学習やi2iの禁止に絞ったほうがいいと思うんですよね。「この機能を使うだけでは違法じゃない」ですが、「それでも酷似したものの出力に繋がりやすい使用法は嫌」は生成AIツールを使う方にも受け入れられやすいように思えます。

「AI学習禁止」みたいなのは、「機械学習されうる場所(=誰でも見れる場所)では公開しないで」とも解釈できるので、むしろ規約や契約の文面をしっかり守ろうとする人ほどバイバイする文言じゃないかな…。

学習される可能性を"0"にしたいなら対策は「公開しない」しかないです。
盗作的なことをする悪意の人に備えての文言は、「無断使用禁止」で充分と思う。
AIの語を入れる必要無いんですよね。被害の本質は使用ツールじゃないから。

とりあえず私は、規約や注意書きは「それを読んでくれる人」を対象に書いています。他者の画像を悪用するやつがそんなとこ読むわけないですからね。いちおう、悪意の人に備えて案内ページの注意書きに「無断転載と無断使用禁止」の文言を置いてますが(非合法な手段による拡散は歓迎してません、の意思表示も含む)
これは法的に禁止の根拠があることを明示しているのであって、機械学習の拒否は現状「お願い」でしかないことは留意しておくべきと思います。


ちなみに、「生成AIを使えば何でも合法」とか「機械学習への同意は著作権の放棄」みたいな認識は間違いですからね。無理解から振りまかれてるデマ。
機械学習へ同意したら盗作を訴えられないとかそういうことではない。学習は盗みではないってだけ。

あと「AI画像は学習元のコラージュ」もデマと判断しています。いや私も生成の仕組みは理解してないんですけど、コラージュならパーツ単位だろうとドンピシャ一致の箇所が出るはずで、そんな確実な証拠があるなら広まらないわけがなく、でも「このAIイラストに既存のイラストと一致する箇所があるぞ(証拠画像バーン!)」は見たこと無いんですよね。過学習という現象はあるにしても、そうポンポン出るものでは無いように見えている。

この状況を傍証として、「普通の生成AIツールの使い方、基盤モデルにテキスト入力?では、元画像が推測できるほどの再現は滅多に無さそう」と判断しています。
少なくとも私みたいな一般人の絵は、学習素材に含まれていたところで部分一致どころか特徴すら出ないと思う。仮に出たとしてそれは私の絵の特徴じゃなくて影響を与えた源流の人の特徴だわ。

裁判で盗作判定を受けるような酷似箇所、がポンポンでてきたら私も生成AIツールを肯定しませんけど、でもそうなっていないので、学習は無許可でいいし、学習素材の中身も問わないスタンスです(そりゃ違法アップロード物や犯罪写真がひとつも混ざらないのが理想ですが、その解決は大元を捕まえてもらうしかないですよ)


機械学習への肯定を示すの、けっこうドキドキもんなんですが、まぁここ見てる人には正義面加害モンスターはおらんやろと楽観して、案内ページの注意書き改定にまつわる補足記事でした。

私は、人の作ったパソコンで、人の作ったデジタルツールで、絵を描いています。ときには人の作った画像検索機能で人の撮った写真を探して参考にします。絵の発表もこうして人の作ったインターネットを利用しています。
絵の話だけに限定しても、人の作品の真似から出発して、今だって真似の集合体でしかないですよ。二次創作以外は"オリジナル"と表記はできるけど、厳密に私一人の力で出来たものかと言うとそうじゃないわけで。

「そのままの複製はダメでも学習は自由」の連鎖の恩恵を受けて絵を描くことも発表することもできているので、自分もその連鎖に組み込まれていることに異存ないのです。機械学習の概念が増えたところで。

つうかどう考えても私は「他者に学習された」より「他者から学習をした」の方が圧倒的に多い側なので、学習への利益還元とか持ち出されたら一撃で死にます。仮に学習素材に貢献しましたねと対価を貰えたところでこれまで見た作品への支払い分が賄えるわけないよ。グーグル翻訳だって使ってるんだぞ。いいじゃないすか、学習は万人に開かれてるってことで。ね?ね?(あさましい顔)


web拍手ありがとセンキュー!






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